今回は、ヨネックスのポリエステルガットの中でも人気の高いポリツアータフについて、実際に試打してみた感想をお伝えしたいと思います。
ポリツアータフは、ポリエステルガットの中でも比較的柔らかく、腕への負担が少ないという特徴があります。また、高い耐久性と弾道安定性も魅力的です。
では、実際に打ってみたらどんな感じだったのでしょうか?それでは、見ていきましょう。
ヨネックス ポリツアータフの概要
まずは、ポリツアータフの基本情報をおさらいしておきましょう。
- ゲージ:1.25mm/1.30mm
- 長さ:12m
- 構造:モノフィラメント
- 素材:芯糸/ハイポリマーポリエステル
- カラー:ブラック、レッド
ポリツアータフは、ヨネックスのポリエステルガットの中でも最も柔らかいガットです。そのため、打感が硬すぎず、腕や肘に優しいというメリットがあります。
また、高い耐久性と弾道安定性も持ち合わせており、長時間のプレーでも性能が落ちにくいという特徴があります。
ヨネックス ポリツアータフを実際に打ってみた感想
それでは、実際にポリツアータフを試打してみた感想をお伝えします。
まず最初に感じたのは、打感の柔らかさです。ポリエステルガットとしては珍しく、球をしっかりと包み込むような感覚がありました。硬すぎず柔らかすぎず、ちょうど良いバランスだと思います。
また、球離れも良く、高い反発力がありました。そのため、パワー不足を感じることはありませんでした。逆に言えば、コントロール性能はやや劣るかもしれません。しかし、弾道が安定しているので、大きく外すことはなかったです。
そして、もちろんスピン性能も高かったです。ポリエステルガットならではの引っ掛かりがあり、ボールに回転をかけやすかったです。特に、トップスピンやスライスは鋭く変化しました。
ヨネックス ポリツアータフの長所、メリット
ポリツアータフの長所やメリットをまとめてみました。
- 打感が柔らかく、腕や肘に優しい
- 耐久性と弾道安定性が高い
- 反発力があり、パワーが出やすい
- スピン性能が高く、回転のかかったショットが打てる
ヨネックス ポリツアータフの短所、デメリット
ポリツアータフの短所やデメリットをまとめてみました。
- コントロール性能はやや劣る
- カラーバリエーションが少ない
ヨネックス ポリツアータフと他のガットの比較
ポリツアータフと他のガットとの比較をしてみました。
ポリツアープロ
ポリツアープロは、ポリツアータフよりも打感が硬く、コントロール性能が高いガットです。反面、反発力やスピン性能はやや劣ります。耐久性はほぼ同じです。
ポリツアープロは、コントロール重視のプレーヤーにおすすめです。
ポリツアーストライク
ポリツアーストライクは、ポリツアータフよりも打感が硬く、反発力が高いガットです。そのため、パワー重視のプレーヤーにおすすめです。コントロール性能はポリツアータフと同じくらいです。スピン性能はポリツアータフよりも劣ります。耐久性はほぼ同じです。
ポリツアーストライクは、パワー重視のプレーヤーにおすすめです。
ポリツアーファイア
ポリツアーファイアは、ポリツアータフよりも打感が柔らかく、スピン性能が高いガットです。そのため、スピン重視のプレーヤーにおすすめです。反発力やコントロール性能はポリツアータフと同じくらいです。耐久性はポリツアータフよりも劣ります。
ポリツアーファイアは、スピン重視のプレーヤーにおすすめです。
ヨネックス ポリツアータフに合うラケット
ポリツアータフに合うラケットを紹介します。
- ヨネックス EZONE 100(300g)
- ヨネックス VCORE PRO 100(300g)
- ヨネックス VCORE 100(300g)
- ウィルソン ウルトラ 100
- ウィルソン ブレード 98
- ヘッド スピード MP
- ヘッド エクストリーム MP
- バボラ ピュアドライブ 2021
ポリツアータフは、柔らかくて耐久性の高いガットなので、比較的どんなラケットにも合わせやすいと思います。しかし、特におすすめなのは、以下のような特徴を持つラケットです。
- フェイスサイズが100インチ以上で、パワーが出やすいラケット
- ストリングパターンが16×19や16×18など、スピンがかけやすいラケット
- フレームが硬めで、コントロール性能が高いラケット
これらの特徴を持つラケットとポリツアータフを組み合わせると、以下のようなメリットがあります。
- ポリツアータフの柔らかさが、パワーのあるラケットの打感を和らげてくれる
- ポリツアータフの耐久性が、スピンをかける際にガットがすり減るのを防いでくれる
- ポリツアータフの弾道安定性が、コントロール性能の高いラケットの精度を向上させてくれる
逆に、以下のような特徴を持つラケットとポリツアータフを組み合わせると、以下のようなデメリットがあります。
- フェイスサイズが95インチ以下で、パワーが出にくいラケット
- ストリングパターンが18×20や18×19など、スピンがかけにくいラケット
- フレームが柔らかくて、反発力が低いラケット
これらの特徴を持つラケットとポリツアータフを組み合わせると、以下のようなデメリットがあります。
- ポリツアータフの柔らかさが、パワー不足のラケットの打感をさらにぼやけさせてしまう
- ポリツアータフの耐久性が、スピン性能の低いラケットの弾道変化に対応できなくなってしまう
- ポリツアータフの弾道安定性が、反発力の低いラケットの球威に影響してしまう
もちろん、これらはあくまで一般的な傾向であり、個人的な好みやプレースタイルによっても変わってきます。ポリツアータフは、自分のラケットと相性が良いかどうか、実際に試打してみることをおすすめします。
ヨネックス ポリツアータフをおすすめしたいプレーヤー
ポリツアータフをおすすめしたいプレーヤーは、以下のようなタイプです。
- パワーとスピンのバランスが取れたショットを打ちたいプレーヤー
- 腕や肘に優しいポリエステルガットを探しているプレーヤー
- 長時間のプレーでもガットの性能が落ちないことを重視するプレーヤー
ポリツアータフは、ポリエステルガットの中でも柔らかくて耐久性の高いガットです。そのため、パワーとスピンのバランスが取れたショットを打ちやすく、腕や肘にも負担が少なくなります。
また、長時間のプレーでもガットの性能が落ちないことも魅力的です。
逆に、ポリツアータフをおすすめしないプレーヤーは、以下のようなタイプです。
- 打感が硬くて重いガットが好きなプレーヤー
- コントロール性能を最優先するプレーヤー
- カラーバリエーションにこだわるプレーヤー
ポリツアータフは、打感が柔らかくて軽いガットです。そのため、打感が硬くて重いガットが好きなプレーヤーには物足りなさを感じるかもしれません。
また、コントロール性能はやや劣るので、コントロール性能を最優先するプレーヤーにも不向きです。さらに、カラーバリエーションはブラックとレッドの2色しかないので、カラーバリエーションにこだわるプレーヤーにも不満が残るかもしれません。
まとめ
ポリツアータフは、柔らかくて耐久性の高いポリエステルガットです。パワーとスピンのバランスが取れたショットを打ちやすく、腕や肘にも優しいです。長時間のプレーでもガットの性能が落ちないことも魅力的です。
ポリツアータフに合うラケットは、パワーが出やすくてスピンがかけやすくてコントロール性能が高いラケットです。逆に、パワーが出にくくてスピンがかけにくくて反発力が低いラケットには合わないかもしれません。
ポリツアータフをおすすめしたいプレーヤーは、パワーとスピンのバランスが取れたショットを打ちたいプレーヤーや腕や肘に優しいポリエステルガットを探しているプレーヤーや長時間のプレーでもガットの性能が落ちないことを重視するプレーヤーです。逆に、打感が硬くて重いガットが好きなプレーヤーやコントロール性能を最優先するプレーヤーやカラーバリエーションにこだわるプレーヤーにはおすすめしないかもしれません。
以上、ヨネックス ポリツアータフについてのブログ記事でした。ポリツアータフに興味のある方は、ぜひ試打してみてくださいね。
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