今回は、ヨネックスのポリエステルガット「ポリツアーストライク」を実際に試打してみました。
ポリツアーストライクは、2014年にポリオブザイヤーを受賞したポリツアープロの派生形で、瞬時の喰い付きと高い反発性が持続するという特徴があります。
シャポバロフ選手など、多くのプロ選手も使用しています。
それでは、試打した感想を見ていきましょう。
ポリツアーストライクの概要
ポリツアーストライクは、日本製のポリエステルガットで、ゲージは1.20mm/1.25mm/1.30mmの3種類があります。カラーはブルー、アイアングレー、クールブラックの3色があります1。
ポリツアーストライクの特徴は、瞬時の喰い付きと高い反発性が持続することです。これにより、ボールの威力を高めるパワーショットが可能になります。
ポリツアーストライクを実際に打ってみた感想
まず、打球感は柔らかく、打ちごたえとホールド感がほどよくあります。
反発性能についてですが、球離れもそこそこあり、弾きも良いです。
スピン性能は必要十分で、引っ掛かり感あるし、ホールドさせてスピンをかける感覚もあります。
テンション維持性も柔らかさの割にはあり、あまり打感の変化は感じなかったです。
ポリツアーストライクの長所、メリット
ポリツアーストライクの長所やメリットは以下の通りです。
- 瞬時の喰い付きと高い反発性が持続することで、パワーショットが可能になる。
- テンション維持性能が高く、張り替え間隔を長くすることができる。
- 癖のない弾き感でラケットに合わせやすい。
- パスパス系で柔らかいフィーリングを感じやすい。
- スピン性能も必要十分。
ポリツアーストライクの短所、デメリット
ポリツアーストライクの短所やデメリットは以下の通りです。
- 弾き感が強すぎると感じる方もいるかもしれない。
- 価格がやや高めである。
ポリツアーストライクと他のガットの比較
ポリツアーストライクと他のガットとの比較を以下に示します。
ポリツアープロとの比較
ポリツアープロは、ポリツアーシリーズのストリングで、腕やひじに優しいです。プロからの信頼も厚いロングセラーモデル。
ポリツアーストライクと比べると、打球感は柔らかくてあっさりしており、反発性能はやや劣ります。テンション維持性能もポリツアーストライクより低めです。
ポリツアーファイアとの比較
ポリツアーファイアは、シリコン浸透型のポリエステルガットで、高いスナップバック効果がスピンをアシストします。ケルバーやブシャールなどのプロ選手も使用しています。
ポリツアーストライクと比べると、打球感はすっきりとしており、球離れが良くて手応えが軽めです。反発力も高く、スピードも出しやすいです。
ポリツアーレブとの比較
ポリツアーレブは、8角形断面とSIF製法を採用したポリエステルガットで、強い引っ掛かりを生む5角形断面です。高い弾道で攻める強烈スピンが特徴です。
ポリツアーストライクと比べると、打球感は少し柔らかめで、適度な引っ掛かりがあります。反発力はやや抑えめで、手応えが重めです。
ポリツアーストライクに合うラケット
ポリツアーストライクは、癖のない弾き感でラケットに合わせやすいストリングですが、特に以下のようなタイプのラケットに合うと思います。
- ヘッドサイズが95~100インチの中間的なラケット
- スイングウェイトが300~320g程度のバランスの良いラケット
- フレーム厚が21~23mm程度のしっかりしたラケット
例えば、ヨネックスのVCOREシリーズやEZONEシリーズなどが相性が良いでしょう。
ポリツアーストライクをおすすめしたいプレーヤー
ポリツアーストライクは、以下のようなプレーヤーにおすすめしたいストリングです。
- パワーショットで相手を圧倒したいプレーヤー
- テンション維持性能が高く、張り替え間隔を長くしたいプレーヤー
- パスパス系で柔らかいフィーリングを好むプレーヤー
- スピン性能は平均的で十分と感じるプレーヤー
- 価格にこだわらず、高品質な日本製のストリングを求めるプレーヤー
まとめ
ポリツアーストライクは、瞬時の喰い付きと高い反発性が持続するポリエステルガットです。パワーショットやテンション維持性能が魅力的なストリングです。
柔らかい打球感や癖のない弾き感も好印象です。スピン性能は平均的で、角が立った引っ掛かり感は少ないです。
価格はやや高めですが、日本製の高品質なストリングとして評価できます。パワーショットで相手を圧倒したいプレーヤーにおすすめしたいストリングです。
以上が、ヨネックス ポリツアーストライクを実際に試打したレビュー感想のブログ記事でした。この記事が参考になれば幸いです。それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
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