日本だけでなく、世界でも愛されるVコアシリーズ
前作のVコアSIは西岡選手やファン・モナコ選手も使用していましたね。
それだけでなく、上手いジュニアの選手でも使用しているのを多く見かけます。
一般選手から見るとプロ選手は遠すぎて参考になりませんが、ジュニア選手が所有していると信頼できるような気がしますね^^
今回は、
Vコア エスブイ 100 (300g)
Vコア エスブイ 98 (305g)
Vコア エスブイ 95 (310g)
を試打しました。
前作のSIとはうって変わってブラック×レッドの攻撃的なカラーです。
「VコアツアーFに似てね?」と思うかもしれませんが、SVは光沢があるのと、先端がしゃもじ型ではないので印象が変わります。
YONEX VCORE SVシリーズ インプレ 3機種共通の感想
・前作に比べて振り抜きがさらに良くなり、球威が上がった。
・前作よりフェイス先端部でのヒットに安心感を感じた。
・前作の長所であるサーブやボレー、スピンのコントロール性は保たれている。
前作V CORE SI(100、98)と比較すると、やはりパワーが出ますね。
先端のニューエアロフィンによるスイングスピードのアップはもちろん、
前作よりも若干先端のフレームが厚くなっているので先端でのストロークやサーブでパワーロスしにくくなっています。
パワーが出たといってもじゃじゃ馬感はなく、どちらかというとコントロールラケットの部類に入ると思います。
それに簡単に振りぬける分、思い切ってスピンをかけていけますよ(^◇^)
VCORE SVシリーズ 3機種の比較と選び方
選び方ですが、
・Vコア エスブイ 100/ 高い弾道のスピンで跳ねさせる
・Vコア エスブイ 98/ フラットドライブやショートクロスでコースを正確に狙う
・Vコア エスブイ 95/ 常に体を使って振り切り、強い球に打ち負けない、アウトしない
を最優先
というプレイスタイルに分かれると思います。
私は100が一番気に入りました^^
スピンで粘ってチャンスボールを待って前に出てボレー、というスタイルなので一番使いやすかったです(^◇^)
VCORE SV 100 (300g)のインプレ、評価、感想
フェイスサイズ :100平方インチ
ウェイト :約300g
レングス:27.0インチ
バランス:約320mm
フレーム厚:25-25-22mm
ストリングパターン:16×19
高い弾道のスピンで攻めるならこれです!
黄金スペックですが、ピュアドライブやEZONE100と比較すると飛びは抑えられ、コントロール性は高いです。
VCORE SV 100
VCORE SV 98 (305g)のインプレ、評価、感想
フェイスサイズ :98平方インチ
ウェイト :約305g
レングス:27.0インチ
バランス:約315mm
フレーム厚:22-22-21mm
ストリングパターン:16×20
フラットドライブのコントロール性は高いですが、スピンもちゃんとかかりますし、自分でかけていける方には良いと思います。
サーブやショートクロスのコース狙いに向いているラケットです!
VCORE100よりも力強く、重いボールが打てます。
VCORE SV 98
VCORE SV 95 (310g)のインプレ、評価、感想
フェイスサイズ :95平方インチ
ウェイト :約310g
レングス:27.0インチ
バランス:約310mm
フレーム厚:21-21-20mm
ストリングパターン:16×20
振り切ってもボールはあまり飛ばず、抑えが利きます。
サーブやストローク、スピンロブにおいてそれを求める方には良いと思います。
スピンコントロールはとてもしやすいです。
特にサーブで回転がかけやすいです。
あと、ボレーの打ち負けなさが印象的でした。
パーンと弾かれてしまうことは無く、ドンと強く厚く返るので、こちらの方が楽な方は楽なのだと思います。
若い爆速フラットサーブやストロークの使い手だけではなく、丁寧にボレーを決めるシニアプレーヤーが使用しても面白いかもしれません(^◇^)
軟式上がりのアウトに悩んでる方にもおすすめしたいです^^
VCORE SV 95
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