本日ご紹介するのは、ヨネックスから2023年秋に発売されたばかりの最新ラケット「パーセプト97」。
前作「Vコアプロ」の性能を継承しつつ、さらなる進化を遂げたというこのラケット。
実際に試打する機会を得たので、その詳細なインプレッションをお届けします。
ヨネックス パーセプト97 のスペック
- フェイスサイズ:97平方インチ
- 重量:310g
- バランス:310mm
- フレーム厚:22mm
- ストリングパターン:16×19
- 素材:グラファイト、ナノメトリックXT、NANO CARBONEX、ISOMETRIC
ヨネックス パーセプト97 を実際に打ってみた感想
打感・タッチ
まず、打感はとてもマイルドで心地よい。
ボールをしっかりと捉えた感覚があり、コントロールしやすい。
前作よりも打球感が柔らかいと感じたのは、新素材「NANO CARBONEX」の効果だろうか。
反発、飛び
反発力は控えめで、ボールの飛びは抑えられている。
しかし、しっかりと振り抜けば、十分なスピードとパワーを出すことができる。
自分のスイングスピードに合わせて、ボールの飛びをコントロールしやすい印象だ。
スピン
スピン性能は非常に高い。
しっかりと振り抜けば、強烈なスピンをかけることができる。
特に、スライス系のショットは、思い通りの軌道を描いてくれる。
ストローク
ストロークは、コントロール重視のプレーヤーにおすすめ。
打点が安定しやすく、正確なショットが打てる。
また、スピン性能の高さを活かして、多彩なショットを打つこともできる。
ボレー、スマッシュ、ネットプレー
ボレー、スマッシュ、ネットプレーは、非常にやりやすい。
ラケットの操作性に優れているため、思い通りの場所にボールをコントロールできる。
特に、ボレーはタッチが出しやすく、ネット際に鋭いボールを打つことができる。
サーブ
サーブは、安定感と威力のあるボールが打てる。
スピンサーブが特に打ちやすく、相手コートに深く沈めることができる。
操作性、振り抜き
操作性、振り抜きは非常に良い。
ラケットが軽く、扱いやすい。
また、フレーム厚が22mmと比較的薄いため、スイングスピードが上がりやすい。
ヨネックス パーセプト97 の長所、メリット
- コントロールしやすい
- 打球感がマイルド
- スピン性能が高い
- 操作性、振り抜きが良い
ヨネックス パーセプト97 の短所、デメリット
- 飛距離が抑えられている
- パワー不足を感じる人もいる
ヨネックス パーセプト97 と同メーカーのラケットとの比較
- イーゾーン
パーセプト97は、イーゾーンよりもコントロールしやすい。
一方、イーゾーンは、パーセプト97よりも飛距離とパワーがある。
ヨネックス パーセプト97 と他社の類似ラケットとの比較
- ウィルソン ウルトラ 100
パーセプト97は、ウルトラ100よりもコントロールしやすい。
一方、ウルトラ100は、パーセプト97よりも飛距離とパワーがある。
- バボラ ピュアドライブ
パーセプト97は、ピュアドライブよりも打球感がマイルドで、操作性が高い。
一方、ピュアドライブは、パーセプト97よりも飛距離とパワーがある。
ヨネックス パーセプト97 に合うストリング、ガット
- ヨネックス ポリツアーレブ
スピン性能を高めたい場合は、ポリツアーレブがおすすめ。
- テクニファイバー XR3
打球感をソフトにしたい場合は、ナイロンマルチのXR3がおすすめ。
ヨネックス パーセプト97 をおすすめしたいプレーヤー
- コントロール重視のプレーヤー
- 打球感がマイルドなラケットを求めているプレーヤー
- スピン性能の高いラケットを求めているプレーヤー
まとめ
ヨネックス パーセプト97は、コントロール重視のプレーヤーに最適なラケット。
打球感がマイルドで、操作性に優れているため、正確なショットを打つことができる。
また、スピン性能も高く、多彩なショットを打つことも可能。
ただし、飛距離が抑えられているため、パワーを求める人には物足りない可能性がある。
自分のプレースタイルに合ったラケットかどうか、試打して確認することをおすすめする。
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