ガットのインプレです。
今回はルキシロンの4G ソフトを試打した感想をレビューさせて頂きます。
【使用ラケット】
バボラ ピュアアエロ
【ゲージ(太さ)】
1.25mm 展開
【テンション】
50lbs(ポンド)
今回は1.25mmを使用しました。(1.25mmしか無いようです)
ボールスピード、スピン量、スピンをかける際のガシャりにくさが優れてるルキシロン 4G。
しかし、私が試した中での4Gの問題点として、球離れの早さが気になるところです。
4G「ソフト」と名が付くからにはホールド感の向上が期待できます。
4Gソフト 公式コメント
POWER + CONTROL + TENSION MAINTENANCE + SUPER SOFT FEELING テンション維持性能抜群の4G に、ボールとのコンタクト時間を延ばす「食いつき感」を高めたストリング。
出典:ウィルソン – ルキシロン 4Gソフト
ルキシロン 4Gソフトを実際に打ってみた感想
・4Gより柔らかくホールド感が向上。
・スピンは充分にかかる。4Gより回転量を調整しやすい。
4Gが抱えていたホールド感の問題が見事に改善されています。
ノーマルの4Gは球離れが早く、引っかける感覚が弱いので、回転はかかりますが感触としては少しぼやけていて不安に感じていました。
しかし4Gソフトはホールド感が強いので、自分で回転をかけていっている感覚があります。
また、スロースイングでも食いついてくれるのでストロークやボレーの飛距離やスピードの調整がしやすいです。
フラット気味のドロップボレーも打ちやすくなっていました^^
ルキシロン 4Gソフトの長所
4Gと同様、擦りまくってもガシャリにくいです。
4Gも柔らかい部類ですが、さらに柔らかくなっています。
テンション維持性だけでなく、コーティングが厚いので打感の維持性も高いです。
ポリエステルガットの中には5時間ほどで縦横の咬み合わせと滑り具合が変化し、スピンの打感やコントロールが狂ってくるものが多々あるのでこれは嬉しい点だと思います。
ルキシロン 4Gソフトの短所
4Gの弱点が改善され、あまり思い当たる部分はありませんが、強いて言うなら硬い打球感を求める方にはしっくりこないかもしれません。
ソリンコのツアーバイトのような硬いスピンガットで引っかかる打感が強いものが好みの方には気持ち悪く感じると思います。
4Gソフトはスピンがよくかかりますがコーティングの厚さのせいか引っかける感触はあまり手に伝わってこないです。
【比較】4G、アルパワーソフトとの違い
ルキシロンの4Gと比較すると、物足りなかったホールド感の向上、強すぎたパワーアシストの低下により万人受けしやすいガットになっていると思います。
ルキシロンのアルパワーソフトと比較すると、アルパワーソフトの方がホールド感も打ち応えもパワーもあります。
擦りやすさ、性能維持性では4Gが勝ります。
ルキシロン 4Gソフトをおすすめしたいプレーヤー
・ガットのテンションや反発などの性能の低下に敏感な方
に向いていると思います。
スピンの引っかけるフィーリングが少し良くないので、
ピュアアエロやVコアSV98等の引っ掛ける感触が強く感じられるラケットに合うガットだと思います。
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