ガットのインプレです。
今回はルキシロンのアルパワー フィールを試打した感想をレビューさせて頂きます。
【使用ラケット】
バボラ ピュアアエロ
【ゲージ(太さ)】
1.20mmのみのゲージ展開
【テンション】
50lbs(ポンド)
1.20mmを試打しました。
ホールド感、パワー、スピンコントロール、どれを取っても優れているアルパワーですが、その細ゲージバージョンです。
細ゲージ派の方が増えてきているのでその需要に合わせたのだと思います。
ニック・キリオス選手も意外ですが1.20mmのガット(ポリツアープロ)を使用しているそうです。
アルパワーフィールを実際に打ってみた感想
・ホールド感は高いがアルパワーほどではない。
・擦ったりはたくスイングややりやすく、タッチも良い。
アルパワーよりもタッチが良いが、打ち応えは無く、打球感はあっさりしています。
アルパワーフィールの長所
ホールド感は高いです。
反発性が高く、スライスロブやボレーが楽です。
回転量の調整がしやすく、低いボールをスピンで持ち上げるのも楽です。
アルパワーフィールの短所
アルパワーと同様、テンション維持性です。
ただ、私は緩んだ状態でも気になりませんし、緩んでも反発力は残っているので、慣れと好みによっては使用も問題ないと思います。
アルパワーのような独特のホールド感は弱まっているので、それを期待する方にはあまりおすすめできません。
他のガットとの比較【アルパワー、アルパワースピンとの違い】
アルパワーと比較すると、スピン性能は上がり、反発性は高く、球離れは早く、ホールド感は弱いです。
アルパワースピンと比較すると、飛びは良く、打感は柔らかいです。
アルパワースピンの方がホールド感があり、スピンがかけやすく、コントロール性が高いです。
アルパワーフィールをおすすめしたいプレーヤー
・引っ掛かりやタッチの良さを求める方
・尚且つアルパワーのような独特の粘り感のある打感を求める、アルパワー離れできない方。
に向いていると思います。
球離れが早いので、プロスタッフ97やプレステージプロ、ピュアコントロールツアー、Vコアプロ97等のホールド感のあるラケットに合うと思います。
ラケットに不足しているフィーリングを補えると思います。
今回ピュアアエロに張りましたが球離れが早すぎてあまり合わなかったように思えます。
スイングスピードがかなり速ければこの組み合わせでも問題ないと思います。
アルパワー フィール
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