錦織圭選手 使用モデルのBurnシリーズを試打しました^^
ウィルソン バーンシリーズ共通のインプレ 感想
95(309g)と100(303g)と100S(303g:Sラケ)を試打しましたが、
全てにおいて共通の感想が、
・予想よりもパワーがある。
・予想よりもホールド感がある。
・トップヘビーで振り抜きやすい。
です。
前作のSteamシリーズにあまりパワーを感じなかったので、
それよりも少しパワーアップした程度だろうと思っていましたが、一球目で
「ボォォォン!」と迫力のある球が飛んで行ってしまいました。
「BURN!」じゃないです。「ボォォォン!」です。
飛ぶのはかなり重たい球。
前々作のJUICEシリーズのような弾きの良さというよりも、高いホールド性によって一瞬ボールをくわえてから弾く感じで安定感があり、コントロールしやすいです。
JUICEではスピンをかけようとするとカシュカシュ擦れてパワーとスピンが両立しにくかったのですが、
これはホールド感が良いので楽にグリグリスピンをかけれてパワーとスピンを両立できます。
また、トップヘビーがいい感じに効いて打ち合いで有利に立てた感覚はあります。
ボレーとサーブは無理しなくても楽にスピードが出ました。
Burn 95:ボールスピードで攻めるならコレ!
burn95
錦織圭選手の使用モデルですね。
重量309g:バランス325mmと、結構振るのがしんどそうなのですが、案外楽です。
ヨネックスのV CORE SI 98 G(305g)と比較すると、同じくらいかそれ以上パワフルに思えます。
フレーム剛性が上がったせいかもしれませんが、目の色変えて必死に打たなくても飛びます。
打球感も硬くないです。ホールドしますが柔らかすぎないです。
フラット向きですがちゃんとホールドするので打球の瞬間にスピンをかけれる余裕はあります。
ホールド感を唱っているV CORE SI 98に匹敵するホールド感があります。
が、Burn 100と100Sと比較するとやはりフラットドライブ向けでしょう。
とにかく速い球を!という方におすすめ。
Burn 100(303g):一番飛ぶ
burn100
これはピュアドライブ2015に似ていました。
比較しますと、
パワーとホールド感はBurn 100、
スイートスポットの広さとコントロール性、操作性はピュアドライブがわずかに勝っていると思います。
どちらもコントロールしやすいですが、
ワイルドに攻めたいならBurn100、完璧なテニスを目指すならピュアドライブだと思います。
Burn 100S(303g):強烈スピンがスゴイ!
burn 100s
これはBurn100のSラケバージョンですね。
Sラケは、ガットの横糸の数を減らし、スピンをかけやすくした仕様です。
Burn100が16×19のストリングパターンなのに対し、Burn100Sは18×16と、縦糸が増えて横糸が少なくなっています。
試打して比較した感想は、「少し飛びが良くなって少しスピンがかかりやすくなった」という感じです。
100よりもコントロール性が悪くなっているかが心配でしたが、打感がはっきりしていてコントロールしやすかったです。
感覚としては、アエロプロドライブGT(300g)に似ていますね。
パワーがあってスピンはかかるけどそこまでコントロールしにくくはない、といった感じです。
比較しますと、
スピンはアエロプロドライブGT、
パワーとホールド感はBurn100Sが少し勝っているなと思います。
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