ガット・ストリング

【テニスガット】ナイロンとポリの違いを分かりやすく解説【性能比較】

・ナイロンガットとポリガットの性能の違いがよくわからない

・次に張るテニスガットを決めたいが、どのタイプを選べば自分に合ったセッティングになるのか知りたい

このような疑問を抱いていませんか?

今回は、ナイロンガットとポリガットの性能の違いを解説していきたいと思います。

この記事を読んで少しでも疑問がスッキリすれば幸いです。

ナイロンガットの中でも種類がある?

テニスストリングにはナイロンガットとポリエステルガットがあります。

この2つは大きく性質が異なり、よく比較対象にされます。

「ナイロン」か「ポリ」か。

しかし、それだけではなく、「ナイロン」の中にも

 

・ナイロンモノフィラメント

・ナイロンマルチフィラメント

 

に分かれており、この2種類の性能も大きく異なります。

ナイロンモノフィラメントは太い芯糸の周りに細い芯糸を巻き付けた構造、

ナイロンマルチフィラメントは極細の糸を束ねて作られた構造となっています。

「モノ」、「マルチ」という愛称で良く呼ばれています。

今回は、ポリ、モノ、マルチ、の3種類で比較していきたいと思います。

厳密には「ナイロン」ではないけどナイロンと呼ぶんです

ナイロンとは、デュポン社が開発したポリアミド素材の名称であり、それが一般名称化されて「ポリアミド」の事を「ナイロン」と呼ぶのが一般的になっています。

日本のサイトでテニスの調べものをするときは検索で「ナイロン」と打った方が良く引っかかりますが、

海外の大手ストリングレビューサイト(StringForum.netなど)ではPolyamide(ポリアミド)で表記されてるので、日本のサイトに無い情報を海外のサイトから欲しい場合は検索欄にpolyamideと打つ事をおすすめします。

ポリエステルとナイロンモノとナイロンマルチの性能比較

 

ポリエステルナイロンモノナイロンマルチ
硬さ
反発性
ガットのたわみ
打球衝撃の強さ
スピンのかけやすさ
耐久性
飛び

※それぞれのガットの性質に対して自分のラケット、スイングスタイルや当て方がマッチしているかによって結果が変わるので判断が難しいですが、一般的にはこのような性質です。

 

ナイロンモノは良く飛びます。たわみが少なく感じ、打球感が希薄に感じます。

ナイロンマルチは、反発性は無いですがよくたわむので、たわみ戻りで良く飛ぶという方もいますし、テンションが低めでスイングが速く、薄い当たりで回転をかけるような方にとっては全然飛ばないガットとなります。

押しの強い、遅めのスイングだと良く飛びます。

ポリエステルは、一般的にはたわみが少なく飛ばない素材ですが、ボールを潰す感覚で強くインパクトできる人にとってはパワーロスが少なく、一番飛ぶタイプだと感じることもあります。

ナイロン、ポリエステルの中にも色々な種類のガットがある

ナイロンガットにはモノとマルチの中間的な構造の「モノマルチ」というものもあります。

(ゴーセンのAKプロなど)

ナイロンモノは、芯糸の周りに細い側糸があるタイプが一般的ですが、無いタイプ「単一素材」があります。

1本だけで構成されたガットですね。

(TNTなど、トアルソンのガットに多い)

ポリエステルは単一素材のモノフィラメントがほとんどですが、「ポリマルチ」も存在します。

(ヨネックスのマルチセンサ、ゴーセンのポリブレイクポリロンプレミアムなど)

※ポリマルチは、なぜか廃版になる商品が多いです。僕は好きなんですけどね^^;

「ポリガット」と言えば釣り糸と同じ「ポリエステル」素材がほとんどですが、ビニール袋と同じ「ポリエチレン(ポリオレフィン)」のものも存在します。

ポリエステルと比較すると少し柔らかいです。

ポリファイバー社のTCSブラックヴェノムなどのガットがこれに当たります。

ナイロン、ポリの違いを知り、適切なテニスガット選びを

3種類のガットの性能の違いを挙げましたが、参考になりましたでしょうか?

特に、打球感の「硬い」「重い」「痛い」などのネガティブな感覚を混同し、すべて「硬い」と思ってしまう方が多いように感じます。

現在、自分のガットに不満がある方は、上記の表を参考にしてネガティブな感覚を分析し、解決していただければと思います。

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