ガットのインプレです。
今回はシグナムプロのトルネードを試打した感想をレビューさせて頂きます。
【使用ラケット】
バボラ ピュアドライブ2015
【ゲージ(太さ)】
1.17mm/1.23mm/1.29mm 展開
【テンション】
50lbs(ポンド)
今回は1.23mmを使用しました。
7角形構造で角が鋭く、トゲトゲしている上にらせん状にねじれていてカッコイイです^^
トルネードを実際に打ってみたインプレ、評価、感想
・敏感に反発、良く飛ぶ。
・柔らかくホールドするが、ホールドは一瞬ですぐ飛んでいく。
・物凄くスピンがかかる。
スピンがかかりますが取り扱い注意!というガットだと思います。
ただ、自分のプレーやスイングスタイルを変えるきっかけになりますし、スピンを習得する足掛かりが欲しい、という方には良いかもしれません。
トルネードの長所
物凄く回転がかかるし、低い球をスピンで持ち上げるのが楽です。
サーブも馬鹿みたいにスピンがかかるので、もっとスピンをかけようとムキになる程楽しかったです(笑)
打感が軽く、飛ばすのが楽なので、タッチ系のプレーヤーには良いと思います。
トルネードの短所
柔らかいのですが球離れが早く、飛びもあるので、フラットにボレーするとアウトしてしまう事があります。
なのでボレーの打ち方を見直して、少しだけ切るようなタッチ系のスライスボレーにすると上手くいきました。
打球感が軽いところが好きではありませんでしたが、
打球感が軽いからこそガシャりにくかったり、ガシャりやすかったりする場面があるのではないかと思います。
【比較】ポリプラズマヘキストリーム、RPMブラストとの違い
ポリプラズマヘキストリーム(六角形バージョン)と比較すると、
コントロール性は低いですが、スピンサーブ、スライスボレーの回転量と威力は上がりました。
ストロークは球離れが早く、僕はポリプラズマヘキストリームの方が回転量も威力も出ます。
スピンガットで言うと、RPMブラストやブラックコードと比較しても同じです。
このガットはそれ程振り切った性質を持っています(笑)
トルネードに合うラケット
とにかく球離れが早いので、ホールド感のある薄いラケットに合っていると思います。
ウィルソンのプロスタッフ97やブレード、ヘッドのプレステージ等を使用していてスピンに悩んでいる方は試す価値があるのではないでしょうか。
ピュアドライブなどの厚めのラケットには合わないと思います。
張るのであれば1.29mmの太目のゲージを選ぶことをおすすめします。
1.29も使用した事がありますが、こちらの方が違和感なく打てました。
あとは、古くなって反発力がなくなってきたラケットに張ると上手くいく傾向があります。
古いプレステージとかグラファイトなどを持っている人が張ると良いかもしれませんね。
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