テニス肘は、テニスやゴルフ、野球などのスポーツをする人や、デスクワークでマウスを長時間使用する人に起こる症状で、腕の外側に痛みが生じます。
テニス肘は、慢性的に続く疼痛が症状の一つであり、痛みが強い場合は日常生活にも支障をきたすことがあります。
今回は、テニス肘の治し方を解説し、テニス肘に悩む人に役立つ情報をお伝えします。
1. 氷での冷却
症状が出てしまった場合は、炎症を抑えるために氷での冷却が有効です。
痛みを感じる場所に氷を当て、炎症を軽減するようにしましょう。
ただし、直接氷を当てると凍傷を引き起こすことがあるので、保護材などを使用して、間接的に当てるようにしましょう。
2. サポーターの使用
テニス肘の症状を緩和するために、腕を固定するサポーターを使用することがあります。
サポーターを装着することで、負担を分散することができ、症状を和らげることができます。
ただし、長時間装着すると血流が悪くなることがあるので、適度な時間で着用するようにしましょう。
3. ストレッチやエクササイズ
テニス肘の症状を和らげるためには、ストレッチやエクササイズを行うことが効果的です。
ストレッチやエクササイズを行うことで、筋肉を柔らかくし、負荷を分散することができます。
特に、手首や前腕の筋肉を鍛えるエクササイズを行うことで、痛みを軽減することができます。
ただし、痛みが強い場合は無理をせず、医師や理学療法士の指導を受けるようにしましょう。
4. 医療機関での治療
テニス肘の症状が強い場合は、医療機関での治療が必要になる場合があります。
痛みやしびれが強く、自己治療で改善しない場合は、早めに医師に相談しましょう。
医師によっては、炎症を抑えるために、非ステロイド性抗炎症薬や、痛みを和らげるために、緩和剤を処方することがあります。
また、電気治療やマッサージなどの理学療法を受けることで、症状の改善につながることがあります。
5. 予防
テニス肘を予防するためには、以下のような対策が有効です。
・正しい姿勢:デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとる場合は、姿勢を正しく保つようにしましょう。
・適切な装備:スポーツをする際は、適切なラケットやグリップを使用することで、負荷を軽減することができます。
以上が、テニス肘の治し方についての情報です。
症状が出てしまった場合は、氷での冷却やサポーターの使用、ストレッチやエクササイズなどを行うことで、症状を改善することができます。
また、予防にも努め、健康な腕を保ちましょう。
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