硬派なイメージのダイアデムが、さらなる進化を遂げて帰ってきた! 2023年待望の最新モデル「ELEVATE V3 98」を実際に試打し、その真価を徹底検証。
競技者レベルの筆者が、長年の経験と独自の視点から詳細なレビューをお届けします。
ELEVATE V3 98のスペック
- フェイスサイズ:98平方インチ
- 重量:305g
- バランス:320mm
- フレーム厚:22mm
- ストリングパターン:16×20
ELEVATE V3 98を実際に打ってみた感想
打感・タッチ
前モデルよりもさらにソフトな打感に進化。ボールをしっかりと捉えた感覚が手に伝わり、コントロール性能が向上している。
衝撃がガツンと来ず、手に優しい。
反発、飛び
薄ラケとは思えないほどの反発力で、楽にボールを飛ばすことができる。
スピン
しっかりとしたスピン性能は健在。意図的なスピンコントロールも容易に実現。
ストローク
フラット系のショットは、打球感の柔らかさと反発力の相乗効果で、力強いボールを打ち出すことができる。スピン系ショットも、コントロール性能の向上により、より精度の高いショットが可能。
ボレー、スマッシュ、ネットプレー
軽量で取り回しが良いため、素早い動きに対応。ボレーやスマッシュも軽快に打つことができる。
サーブ
フラットサーブは強烈なスピードで相手を圧倒。スピンサーブも、コントロール性能の向上により、より精密なサーブが可能。
操作性、振り抜き
軽量でバランスが良いので、非常に扱いやすい。スイングスピードが速く、思い通りのショットを打ちやすい。
ELEVATE V3 98の長所、メリット
- ソフトな打感と反発力のバランス
- 高いスピン性能
- 優れたコントロール性能
- 軽量で扱いやすい
ELEVATE V3 98の短所、デメリット
- パワー不足を感じる場合がある
- 上級者向け、フラットプレイヤーなら中級でもOK
ダイアデムと同メーカーのラケットとの比較
- NOVA V3 100: より軽量でパワーのあるモデル。初心者から中級者向け。
- SUPERNOVA V3 100: より軽量でパワーのあるモデル。中級者から上級者向け。NOVAより飛ばなくて操作性がある。
ELEVATE V3 98と他社のライバルラケットとの比較
- ダンロップ CX200: 同じ薄ラケだが少し硬く打感がはっきりしている。
- ウィルソン ブレード98: 同じやわらか薄ラケだが急激に掴んで勢いよく飛び出す打感。
ELEVATE V3 98に合うストリング、ガット
- ソリンコ ハイパーG: ソフトな打感とスピン性能をさらに向上させたい場合。
- バボラ RPM ブラスト: より硬い打感とパワーを求める場合。
ELEVATE V3 98をおすすめしたいプレーヤー
- 中級者から上級者
- コントロール重視のプレーヤー
- ソフトな打感を求めるプレーヤー
まとめ
ダイアデム ELEVATE V3 98は、前モデルよりもさらに進化を遂げた、競技者レベルのプレーヤーにもおすすめできるラケット。ソフトな打感と高いスピン性能、そして優れたコントロール性能を兼ね備えている。
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