ステファノス・チチパスは、ギリシャ出身の若手テニスプレーヤーで、2021年の全仏オープンでは決勝に進出しました。彼は美しい片手バックハンドや強烈なフォアハンドなど、攻撃的かつ安定感のあるオールラウンダーとして知られています。
彼が使用しているラケット、ストリング、シューズ、契約ウェアのメーカーについて書いてみました。参考にしてください。
ステファノス・チチパスの使用ラケット:ウイルソン ブレード 98 18×20
シチパスが使用しているラケットは、ウイルソン・ブレード 98 18×20です。
このラケットは、しなりとひねりに縦しなりが加わり、面安定性の向上とともに、パワー、スピン、コントロール、フィーリングを発揮するツアーモデルです。
市販品のスペックは以下の通りです。
項目 | 値 |
---|---|
全長 | 27インチ |
重量 | 平均305g |
バランスポイント | 平均325mm |
フレーム厚 | 21.0/21.0/21.0mm |
ストリングパターン | 18 x 20 |
フェイス面積 | 98平方インチ |
素材 | バサルト・ファイバー + カロファイト・ブラック + ブレイディッド・グラファイト+ カウンターベール |
しかし、シチパスは市販品とは異なるカスタムを施しています。また、フレームは旧型のブレード(2013年モデル)をベースにしていると予想されます。
シチパスはブレードのしなりを生かした威力のあるボールを打ち出しています。
ステファノス・シチパスの使用ストリング:ルキシロン 4G
シチパスが使用しているストリングは、ルキシロン 4Gです。
このストリングは、錦織圭やセリーナ・ウィリアムズなど多くのプロ選手が愛用するテンション維持性の高い人気No.1ストリングです。
シチパスはTwitterで自身のストリングテンションを公開しており、25/24kg(約55/53ポンド)で張っていることが分かります。このテンションはやや硬めであり、高い反発力とコントロール性を求めていることが伺えます。
ステファノス・シチパスの使用シューズ:アディダス ソールコート ブースト
Stefanos Tsitsipas survives a very good version of Dominic Thiem, 3-6, 6-1, 7-6(5) to reach the 3rd round. So good to see Domi at this level. pic.twitter.com/F9s6lGHx0c
— José Morgado (@josemorgado) April 29, 2023
シチパスが使用しているシューズは、アディダス・ソールコート ブーストです。このシューズは、シューレースを切るプレーヤーとして知られるシチパスにぴったりのレースレスのテニスシューズです。
このシューズは、足首をしっかりと固定するノーティーシステムと、衝撃吸収性に優れたブーストフォームを搭載しており、安定感と快適性を兼ね備えています。
ステファノス・シチパスの契約ウェア:アディダス
Excited for the one everyone's been waiting for.#stefanostsitsipas #carlosalcaraz pic.twitter.com/t2ZV0TQPOy
— Better Bodies Tennis (@betterbodieste) June 6, 2023
シチパスは、ウェアについてもアディダスと契約しています。彼は主にブルー系のカラーを好んで着用しており、清潔感と爽やかさを演出しています。
彼のウェアは、軽量で通気性の良い素材で作られており、汗をかいても快適にプレーできるように設計されています。
まとめ
以上、ステファノス・シチパスの使用ギアについて解説しました。彼はウイルソン・ブレード 98とルキシロン 4Gの組み合わせで、しなりとテンション維持性を活かしたパワフルなプレーを見せています。また、アディダスのレースレスシューズやウェアも彼の個性とパフォーマンスを引き立てています。
彼はまだ23歳と若く、グランドスラム大会の初優勝が期待される選手です。今後も彼の活躍に注目していきましょう!
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