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YONEXのEZONE 98 2017は本当に万能なのか?試打した感想やレビューから、このラケットのメリットとデメリットを解説【高機能ラケット】

ヨネックスのラケットインプレ
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大人気の日本メーカー、ヨネックスのイーゾーンシリーズの新作、イーゾーン98のインプレです。

ニック・キリオス選手使用モデルで、本人も体に負担が少なくて気に入っているそうです^^

大坂なおみ選手もこれを使用していますね^^

 

 

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EZONE98(2017)のデザイン

ブルーとライムグリーンの2色展開となっています。

性能は同じなので2色持ちするのもアリですね!

従来のイーゾーンシリーズとはうって変わって鮮やかなカラーリングになりました。

前作ではダークグレーに細く淡いライムグリーンの差し色でしたが、

今作ではブラックに鮮やかなライムグリーン(orブルー)とハッキリ色分けされていて、デザイン的にもシンプルで無駄が無く、洗練されています。

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EZONE 98(2017)の機能、テクノロジー

・アイソメトリック

フレームトップ部の形状を前作よりスクエア形状に変更する事によりスウィートエリアを拡張

・新カーボン素材「ハイパーMG」を搭載

フレームトップ部にヨネックス史上最も弾性の高い素材に変更。たわみ性能は維持し、剛性を高めながらも柔らかい打球感を実現

・マイクロオフセットレイアウト

ストリングの配向位置を精密に設定し、ストリングの可動域を維持しながら雑振動を大幅にカット。

・クウェークシャットゲルエア

3層に重ねた高度の異なる制振素材をグリップ内に搭載し、振動をカット

という事ですが、流行なのか、他社品と同様に雑振動を減らすように変更したようです。

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インプレ前の情報

前作のEZONE DR 98と100の心地よい雑振動とホールド感のある打感が好みだったのですが、それがどう変更されているか楽しみです^^

実物を見てみますと、フェイス上部がスクエア形状に戻ってますね。

EZONE AIとDRは丸型に寄せてきましたが、それ以前のEZONE XIに近い「しゃもじ型」に戻っています。

これぞヨネックスですね^^

あと、グロメットの形状がピュアアエロみたいに空気抵抗が少ない仕様になっていますね。

振り抜きが良くなっていることに期待。

また、前作は310g/310mmでしたが今作では305g/315mmになり、単純に考えるとグリップが軽くなってややイーブンバランスに近づいているので操作性の変化も感じられるか楽しみです^^

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EZONE 98(2017)のインプレ【試打した感想・評価】

・雑振動が無くなり、前作よりも打球感がハッキリした
・打感がシャープになり、前作よりも思い切ってスピンをかけていける。
・スウィートスポットは広いが、前作との違いはわからない
・ホールド感があり、柔らかい打感だが前作の方が柔らかく感じる。

以上の4点、これを特に感じました。

[ストローク]

前作のDR98よりも打感がシャープになった分、ガシャる事を気にせず思い切って回転をかけていけます。

前作ではグゥっとホールドしすぎて柔らかすぎると感じる場面もありましたが、今作は丁度良い球離れ、弾き感だと思います。

前作と比較すると打感はシャープになり、若干硬くはなっていますが、ラウンド形状のラケットの中ではかなり柔らかいです。

ホールド感もちゃんとあるのでメーカーの狙い通り、柔らかい打感は維持できているように思えます。

グリップがやや軽くなった事による操作性の向上も感じられました。

前作よりもボレーの面セットにストレスを感じません。

打感が柔らかすぎず丁度良い感じになり、スピンもかけやすくなったのは重量とバランスの恩恵でもあるのかもしれませんね^^

前作が「フラットドライブ向きだけどスピンもかけやすい」とすれば今作は「フラットドライブとスピンのバランスが良い」という評価になります。

[ボレー]

前作と同様、ラウンド形状とは考えられないくらい柔らかい打感でボレーできます。
相手の早い球に対しても力強くブロックできます。

前作と比較するとタッチが良くなっていて、ドロップボレーもストレス無く打てます。

[サーブ]

柔らかくスピンがかけれるところは前作と変わりありませんが、サーブもやはり前作よりスピンがかけやすいです。

前作は体重も乗せてヘビースピンの方がやりやすかったですが、今作では回転重視で擦りあげる、跳ねるスピンが打ちやすくなっているように感じます。

フラットも「ボーン!」という重く柔らかい打感だったのに対して「パン!」という爽やかな打感になったように感じました。

[リターン]

前作と同様、リターンは最高です。

相手の球威を活かして柔らかくホールドし、フラットドライブでカウンターが決まります^^

インプレのまとめ、総評

このラケットのスペックを簡単に説明すると、

ラウンド形状だけどフレックスがかなり柔らかく設計されている

フレームは厚くもなく薄くもない

というものです。

その結果、「そこそこ飛んでくれてスピンもフラットも同じぐらい打ちやすい万能ラケット」という性能になったのだと思います。

意外と無いんですよ。こういう普通のラケット(笑)
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[LGタイプ(285g)という選択肢]

最近のヨネックスのラケットはGタイプとLGタイプに展開されています。
Gは通常タイプ、LGはライトグリップタイプを指します。

前作のEZONE DR98のLGタイプを所持していた事があるのですが、Gタイプよりも軽く振り出せ、ボレーも遅れにくくて楽でした。

私は305gの方で丁度良いですが、軽く振り回したい方や、自分で鉛テープ等で重くカスタムしていきたい方にはオススメです^^

LGタイプのスペックは、

重量:285g
バランス:330mm

と、やや軽量でややトップヘビーのスペックになっています。

軽めのラケットで良く見かける、安心感のある数値ですね^^

軽くするメリットとして感じたのは、

・ラケットの重みで飛び過ぎるのを防ぎ、振り抜きの良さで飛ぶ力を回転に逃がしやすい。
・振り遅れにくく、きちんと振れてミートできる分、ミスショットが減る。

だと思います。

Gの305gでサーブ、ストローク、ボレーがちゃんと振れる自信がない人はLGを使用した方が良いと思います。

面が少し小さい分、EZONE100のLGよりも操作性は良いですよ^^
LGタイプは女性にも人気です^^

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[EZONE 98に合うガット]

試打ラケットにはポリツアープロ 125というポリエステルのガットが張ってありました。

このガットは柔らかくて打ちやすいガットで、このラケットに合っていると思います。

キリオス選手はポリツアープロの120を使用しているそうです。

バボラのピュアアエロやヨネックスのVコアシリーズ等、フレームが硬いラケットから乗り換える方は柔らかさにびっくりすると思うので、

ルキシロンの4Gやバボラのプロハリケーンツアー等のシャープな打感のガットを張るのが良いと思います。

ウィルソンのプロスタッフ97やスリクソン/ダンロップ系の柔らかいラケットから乗り換える方は、

ゴーセンのエッグパワーやルキシロンのエレメント等、柔らかい打感のガットを張ってみると乗り換えのギャップは減るかと思います^^

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同シリーズのラケットのインプレ記事

EZONE100(2017)のインプレ記事もあります。

こちらはEZONE98よりもパワー、飛び志向で打感が軽いラケットです。

 

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