テニスの醍醐味といえば、強烈なスピンと力強いショットで相手を圧倒すること。そんな攻撃的なプレイスタイルを追求するプレイヤーにとって、HEADの「EXTREME TOUR」はまさに夢のようなラケットだ。
今回、私はこのEXTREME TOURを実際に試打する機会を得た。果たして、その性能は噂通りなのか?
EXTREME TOURのスペック
- 重量:305g
- フェイスサイズ:98平方インチ
- バランスポイント:315mm
- ストリングパターン:16×19
- フレーム厚:22/23/21mm
EXTREME TOURを実際に打ってみた感想
打感・タッチ
厚みのあるフレームと高めのテンションのおかげで、打感は非常にしっかりとしている。ボールを捉えた瞬間、しっかりと手応えを感じることができ、ボールコントロールも容易だ。
反発、飛び
ボールの飛びは良い。特に、強烈なスピンをかけることで、ボールがグングン伸びていく。
スピン
EXTREME TOUR最大の特徴は、そのスピン性能だ。独特な形状のフレームとストリングパターンにより、強烈なスピンをかけることができる。フラットなショットでも自然とスピンがかかるので、ボールのコントロールが非常にしやすい。
ストローク
スピン性能の高さを活かして、ベースラインからの攻撃的なストロークが得意なラケットだ。強烈なスピンで相手コートに深く沈めたり、スピンとスライスを織り交ぜて相手を翻弄したりと、多彩なショットが打てる。
ボレー、スマッシュ、ネットプレー
重量と厚みのあるフレームのため、ボレーやスマッシュなどのネットプレーは少し慣れが必要だ。しかし、しっかりと振り抜けば、威力のあるショットが打てる。
サーブ
スピンサーブが非常に打ちやすい。フラットサーブも安定して打てるので、サーブゲームを有利に進めることができる。
操作性、振り抜き
305gという重量と315mmというバランスポイントのため、操作性は良い。しっかりと振り抜けば、強烈なショットが打てる。
EXTREME TOURの長所、メリット
- 強烈なスピン性能
- 安定した飛び
- 多彩なショットが打てる
- 威力のあるサーブが打てる
EXTREME TOURの短所、デメリット
- 操作性がやや劣る
- 慣れるまで時間がかかる
同メーカーのラケットとの比較
- EXTREME MP
EXTREME TOURよりも軽量で扱いやすい。スピン性能はEXTREME TOURほどではないが、十分なスピンをかけることができる。
- SPEED MP
EXTREME TOURよりも軽量で操作性に優れている。スピン性能はEXTREME TOURほどではないが、ボールスピードが速い。
他社のライバルラケットとの比較
- Babolat Pure Aero
EXTREME TOURと同様に、スピン性能に特化したラケット。EXTREME TOURよりも軽量で操作性に優れている。
- Wilson Blade100
EXTREME TOURよりも軽量で扱いやすい。スピン性能はEXTREME TOURほどではないが、ボールスピードが速い。
EXTREME TOURに合うストリング、ガット
- HEAD Hawk
スピン性能を高めたい場合は、HEAD Hawkがおすすめ。
- Babolat RPM Blast
コントロール性能を高めたい場合は、Babolat RPM Blastがおすすめ。
EXTREME TOURをおすすめしたいプレーヤー
- 強烈なスピンで相手を圧倒したい
- 多彩なショットで相手を翻弄したい
- 威力のあるサーブを打
まとめ
EXTREME TOURは、スピン性能に特化した非常に攻撃的なラケットだ。慣れるまで時間がかかるが、その性能を活かせれば、圧倒的な攻撃力で相手をコートに沈めることができる。
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