新型バボラ ピュアストライク 16×19 (98inch2) のインプレです^^
2017年モデルになり、若手で人気のドミニク・ティエム選手を広告塔としてリニューアルされています。
Project One7というプロジェクト名で力を入れて開発されたラケットで、今までのピュアストライクとは全く別物のラケットになっています。
薄型ラケット代表のピュアコントロールがあまり売れていないということもあり、それに代わる良い薄ラケを開発しようというプロジェクトなのではないでしょうか。
ピュアストライク(2017)のデザイン、カラー
前作の黒オレンジとはうって変わって今作は白ベースにオレンジの差し色という奇抜なカラー(;’∀’)
最初は目が慣れませんでしたが実際に見たり人が打っているのを見るとだんだんカッコ良く見えてきました(笑)
ツヤ無しカラーなのも良いです^^
ピュアストライク(2017)のスペック
フェイスサイズ:98平方インチ
ウェイト:約305g
レングス:27.0インチ
バランス:約320mm
フレーム厚:21-23-21mm
ストリングパターン:16×19
ピュアストライクの中で一番ベーシックなモデルです。
Babolat Pure Strike 16×19 のインプレ、評価、感想
打ってみた感想ですが、
・嫌な振動が全くなく、面安定性が高い。
・打球感はやや硬くて重い
・薄いので操作性は良く、ピュアドライブよりも軽く感じる
前作のピュアストライクは「コントロール性は高いけど一生懸命打たないと飛ばないラケット」というイメージでした。
そのハードさが不人気だったようで、今作はやや易しくなり、打球時の食いつきと球離れが両方強くなっていて、パワーアシストがあるように感じます。
前作のモッサリ感のある打感とは違う、このハッキリとした食いつきと球離れの感触がお好きな方にとっては良いコントロールラケットになるはずです^^
どちらかといえばフラットドライブ向けなラケットですが、回転もしっかりかかります。山なりのスピンもしっかり収まりました。
ボレーは面ブレせず返しやすいです。特にブロックボレーが安定してますね^^
サーブはグリグリの山なりスピンよりも球速重視のナチュラルスピンやフラットサーブの方が威力が出ました。
ピュアアエロ等の中厚ラケットと同じ感覚でスピンをかけまくると球威が出ません(笑)
今回のインプレで使用したラケットに張ってあったガットは RPMチーム125 、48ポンドで張られていました。
RPMチームは柔らかくて良く飛ぶガットなのですが、「え?これで48ポンド?」と思ってしまうぐらい固く感じました。
ピュアストライクの持つ高い剛性のせいかもしれません。
剛性の強さから感じられるコントロールのしやすさと振動の小ささは感動ものです(^◇^)
ここまでラケットがしっかりしていればもっとテンションを下げてもコントロールは損なわれないように感じるので、スピンをもっとかけたい方は思い切ってテンションを下げてみるのもアリだと思います(^◇^)
薄いので取り回しも良いです^^
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