そこで今回は、ゴーセン(GOSEN)のポリエステルガット「ジャックコントロール」を実際に試打してみました。このガットは、耐久性とコストパフォーマンスに優れたガットです。
ジャックコントロールはどんな特徴を持ち、どんなプレーヤーにおすすめなのでしょうか?
試打した感想を紹介していきます。
ジャックコントロールの概要
ジャックコントロールは、日本製の共重合ポリエステルモノフィラメントガットです。ポリエステルガットは、ナイロンやナチュラルガットに比べて硬くてしなやかな素材で、張り上げ時のテンションロスが少なく、耐久性が高いという特徴があります。
ジャックコントロールは、「鉄壁強靭の漆黒」というキャッチフレーズで販売されており、ブラックとレッドの2色展開です。ブラックはクールでシャープな印象を与える色で、レッドは情熱的でアグレッシブな印象を与える色です。自分の好みやイメージに合わせて選ぶことができます。
ジャックコントロールを実際に打ってみた感想
それでは、実際にジャックコントロールを試打してみた感想をお伝えします。
まず、ジャックコントロールを打ってみた印象は、「硬いけどしなやか」という感じでした。ポリエステルガットは硬い素材なので、ボールに当てたときの反発が強く、打球感がシャープでした。
ジャックコントロールは、コントロール性能が高いという印象でした。ボールの飛びが抑えられているので、自分の狙った場所に正確に打ち込むことができました。また、スピン性能も良く、トップスピンやスライスをかけるときにボールが回転しやすく感じました。
ジャックコントロールは、パワー性能もそこそこあるという印象でした。ポリエステルガットは硬い素材なので、ボールに当てたときの反発が強く、パワーが出やすいです。
ジャックコントロールの長所、メリット
ジャックコントロールの長所やメリットを挙げてみます。
耐久性が高い
ポリエステルガットは耐久性が高い素材なので、切れにくく長持ちします。特に16ゲージという細さでも耐久性が高いのは優れています。
コストパフォーマンスが高い
コストパフォーマンスが高いです。頻繁に張り替える必要があるプレーヤーにもおすすめです。
コントロール性能が高い
ボールの飛びが抑えられており、自分の狙った場所に正確に打ち込むことができます。また、スピン性能も良く、トップスピンやスライスをかけるときにボールが回転しやすくなります。
ジャックコントロールの短所、デメリット
ジャックコントロールの短所やデメリットを挙げてみます。
打球感が硬い
- ポリエステルガットは硬い素材なので、ボールに当てたときの反発が強く、打球感が硬くなります。また、手首や肘などに負担がかかりやすくなります。
テンションロスが早い
- ポリエステルガットはテンションロスが早い素材なので、張り上げてから時間が経つと、張り上げ時の感触が失われてしまいます。そのため、定期的に張り替える必要があります。
パワー性能が低い
ボールの飛びが抑えられているので、パワーが出にくくなります。また、16ゲージという細さのおかげで、ボールに食い込む感覚もあり、パワーが抑えられることもあります。
ジャックコントロールと他のガットの比較
ジャックコントロールと他のガットを比較してみましょう。ここでは、同じポリエステルガットである「バボラ プロハリケーン」と「テクニファイバー ブラックコード」と比較します。
バボラ プロハリケーン
バボラ プロハリケーンは、ポリエステルガットの中でも特にスピン性能に優れたガットです。八角形の断面形状で作られており、ボールにかかる摩擦力を高めることで、回転をかけやすくしています。
ジャックコントロールと比べると、バボラ プロハリケーンはスピン性能が高い反面、打球感が硬くなりやすく、耐久性もやや劣ります。
テクニファイバー ブラックコード
テクニファイバー ブラックコードは、ポリエステルガットの中でも特にパワー性能に優れたガットです。熱処理されたポリエステル繊維で作られており、弾力性と反発力を高めることで、パワーが出やすくしています。
ジャックコントロールと比べると、テクニファイバー ブラックコードはパワー性能が高い反面、コントロール性能が低くなりやすく、テンションロスも早いです。
ジャックコントロールに合うラケット
ジャックコントロールはどんなラケットに合うでしょうか?一般的に、ポリエステルガットは硬い素材なので、柔らかい素材で作られたラケットや、フェイス面積が大きくてしなりやすいラケットに合います。
例えば、以下のようなラケットがおすすめです。
ウイルソン(Wilson) ウルトラ 100
ウイルソン(Wilson) ウルトラ 100は、カーボンファイバーとバサルトファイバーを混合した素材で作られたラケットです。この素材は柔らかくてしなやかで、振動を吸収する効果があります。
また、フェイス面積は100平方インチと大きく、ボールを捉えやすいです。
ヘッド(HEAD) グラフィン360+ エクストリーム MP
ヘッド(HEAD) グラフィン360+ エクストリーム MPは、グラファイトとグラフィンを混合した素材で作られたラケットです。この素材は柔らかくて弾力性があり、ボールに当てたときの反発が良いです。
また、フェイス面積は100平方インチと大きく、スピン性能も高いです。
ジャックコントロールをおすすめしたいプレーヤー
ジャックコントロールをおすすめしたいプレーヤーはどんな人でしょうか?以下のような特徴を持つプレーヤーにおすすめです。
耐久性とコストパフォーマンスにこだわるプレーヤー
ジャックコントロールは、耐久性とコストパフォーマンスに優れたガットです。頻繁に張り替える必要があるプレーヤーや、予算に制限があるプレーヤーにおすすめです。
コントロール性能を重視するプレーヤー
ジャックコントロールは、コントロール性能が高いガットです。自分の狙った場所に正確に打ち込むことができます。また、スピン性能も良いので、トップスピンやスライスをかけることができます。
パワー性能はそこそこでいいプレーヤー
ジャックコントロールは、パワー性能はそこそこあるガットです。ボールに当てたときの反発が強く、パワーが出やすいです。
まとめ
ジャックコントロールは、耐久性とコストパフォーマンスに優れたポリエステルガットです。コントロール性能やスピン性能が高く、パワー性能もそこそこあります。打球感は硬くてシャープで、テンションロスも早いです。
ジャックコントロールは、耐久性とコストパフォーマンスにこだわるプレーヤーや、コントロール性能を重視するプレーヤーにおすすめです。また、柔らかい素材で作られたラケットや、フェイス面積が大きくてしなりやすいラケットに合います。
ジャックコントロールを試打してみて感じたことをお伝えしました。この記事があなたのガット選びの参考になれば幸いです。
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12m売りがほとんどですが、12mあれば18×20のラケットでも充分に足ります。
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