【ウィルソン】PRO STAFF X V14 ラケットインプレ 評価 感想 レビュー【伝統的な打感と操作性】

長年、トッププロから愛され続けるウィルソン「PRO STAFF」シリーズ。その最新作である「PRO STAFF X V14」は、伝統的な打感と操作性を維持しながら、さらなるパワーとスピン性能を追求したモデルとして注目を集めている。

今回の記事では、実際にPRO STAFF X V14を手に取り、徹底的に試打してみた感想をお届けする。

PRO STAFF X V14のスペック

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• フェイスサイズ：100平方インチ
• 重量：315g
• バランス：310mm
• フレーム厚：21.5mm
• ストリングパターン：16×19

PRO STAFF X V14を実際に打ってみた感想

打感・タッチ

PRO STAFF X V14を初めて手に取った瞬間、まず驚かされたのが、その軽快な振り抜き感だ。315gという重量を感じさせない軽快さで、スイングスピードが自然と上がっていく。

ボールを捉えた瞬間には、しっかりと芯を感じられる打感と、心地よいボールの沈み込みが伝わってくる。従来のPRO STAFFシリーズのような硬さは残しつつ、現代的な柔らかさが加わった絶妙な打感だ。

反発、飛び

PRO STAFF X V14は、従来のモデルよりも反発性能が向上しており、ボールに力を与えやすい。特に、フラット系のショットでは、意図せずともボールにスピードが乗る感覚を味わえる。

しかし、飛びすぎるということはなく、コントロール性能も犠牲になっていない。しっかりとスイングをコントロールすれば、思い通りのコースにボールを打ち分けることができる。

スピン

スピン性能に関しては、従来のPRO STAFFシリーズ譲りの高い性能を維持している。ボールにしっかりと食い込む感覚があり、強烈なスピンをかけることができる。

特に、スライスやスピンサーブは、相手にとって非常に厄介なショットになるだろう。

ストローク

ストロークにおいては、PRO STAFF X V14の軽快な振り抜き感と、しっかりと芯を感じられる打感が最大の魅力だ。スイングスピードが上がりやすく、ボールに力を与えやすいので、攻撃的なストロークを展開しやすい。

また、スピン性能も高いので、スピンを駆使した多彩なストロークを打つことも可能だ。

ボレー、スマッシュ、ネットプレー

ボレーやスマッシュにおいても、PRO STAFF X V14の軽快な振り抜き感が活きる。素早くラケットを動かすことができ、ピンポイントでボールを捉えることができる。

ネットプレーにおいても、操作性の高いPRO STAFF X V14は、思い通りのショットを打つことが可能だ。

サーブ

サーブにおいては、PRO STAFF X V14の反発性能とスピン性能が威力を発揮する。フラットサーブは力強く、スピンサーブは曲がり幅が大きく、相手を翻弄することができる。

操作性、振り抜き

PRO STAFF X V14は、315gという重量ながら、非常に軽快な振り抜き感を実現している。スイングスピードが上がりやすく、思い通りのスイング軌道でボールを打つことができる。

また、操作性も高く、ボールコントロールがしやすい。

PRO STAFF X V14の長所、メリット

• 軽快な振り抜き感
• しっかりと芯を感じられる打感
• 高いスピン性能
• 操作性の高さ

PRO STAFF X V14の短所、デメリット

• 従来のPRO STAFFシリーズよりもパワーがあるため、ハードヒッターの人は慣れるまで飛びの良さに違和感を感じるかもしれない。